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< Madison活用事例紹介 第1弾 >

日本コカ·コーラ × Madison

ローカルエリアへのテレビ投資効果向上に

向けたコカ·コーラの取り組み

 

株式会社PTP



日経クロストレンドEXPO2019のセッションにて、日本コカ·コーラの牛込貴博氏と弊社取締役CROの有吉昌康が登壇しました。第1部では、有吉よりMadisonのエリア別CMデータを活用したエリアMMM(マーケティングミックスモデル)が提唱されました。第2部では、牛込氏より多くのブランドを全国的に展開し、TVを中心にマーケティング投資をしている日本コカ·コーラが、どのようなアプローチでローカルエリアへのテレビCM投資の効果向上に取り組んでいるかについて紹介されました


<セッション概要>
日時:2019年10月11日(金) 14:10~14:50
題名:『ローカルエリアへのテレビ投資効果向上に向けたコカ·コーラの取り組み』
登壇者 :日本コカ·コーラ株式会社
マーケティング本部 IMC コミュニケーションプランニング&メディア
マネジャー 牛込 貴博 氏

講演内容

第1部 Madisonの特性(有吉)

1. Madisonの概要


Madisonとは、

・日本全国のすべてのエリアを網羅できる
・自社のみでなく競合他社の投下量や素材も網羅的に把握できる
・それらがGRPベースで把握できるので、広告宣伝業務のPDCAが回せる

といった3つの特徴を持つ全国テレビCMデータベースであることが説明された。
現在、このMadisonデータが様々な用途で活用されており

・テレビCMの効果測定による投資効果・効率の向上
・効果的な販促策や流通対策
・社内外への説得力の向上

などの成果が得られており、今回はローカルエリアへのテレビCM投資効果向上という点で、データをもとに意思決定を行い、効果を出しているコカ·コーラの活用事例を第2部で紹介いただく旨が説明された。




2. エリアMMMの提唱


デジタル時代の宣伝・マーケ・営業などのテレビCM担当者は、

「テレビCMは、どれだけ売上を増加させる効果があるのか?」

という問いに対して答えを求められている、という。

そのためにCMの効果測定を行う際に、従来からMMM(マーケティングミックスモデル)が用いられてきた。しかし、今までのMMMでは課題があることを説明。それは、広告主にとって最も大きな広告投資であるテレビCMのデータが、関東・関西といった大都市しか存在しないために効果測定の精度が甘く、結果としてよく分からないものになっている、と問題提起があった。

そこで、新しいテレビCMの効果測定のモデルとして『エリアMMM』が提唱された。

Madisonを活用することで、各エリア別にテレビCMのデータが競合他社も含めて手に入るため、エリア毎に売上予測モデル(MMM)を作ることができ、従来のMMMの課題をクリアすることができる。
例えば、北海道の効果測定には北海道の売上とGRPのデータを、熊本の効果測定には熊本のデータを用いる。これは、一見当たり前に感じる事ではあるが、テレビCMの効果測定においては長年不可能であったと説明された。

では、

「精度の高くなったCMの効果測定結果を広告主はどのように活用したら良いのだろうか?」

と問いかけ、コカ·コーラの取り組み(第2部)に移った。  


第2部 コカ·コーラの取り組み(牛込氏)

1. ローカルエリアへの最適なCM出稿量を決める3つのポイント

  

牛込氏は、飲料業界において、ローカルエリアへの最適なテレビCM出稿量を決定するために考慮した3つのポイントについて説明。

エリアごとに、マーケット状況が異なる
コカ・コーラ社は全国に商品を提供している。しかしながら、お茶が強い地域、炭酸が強い地域など、エリア毎にマーケット状況が異なるので、エリア特性を考慮する必要がある。

エリアごとに、競合出稿が異なる
世界にも類を見ないほど競合他社ひしめく日本の飲料業界。相手の動きを理解することが自社のキャンペーン効果を高めることにつながる。

エリアごとに、消費者のメディア環境が異なる
首都圏と地方では、TVの視聴習慣等まだ異なる点もあり、それを考慮する必要がある。



2. Madison導入でみえた景色

  

このような環境の中で、調査会社などのレポートや今までのノウハウは存在するものの、より正確で、効果的なローカル投資戦略を決めるにはデータが足りないと考えていた。

「正しい情報がなければ正しい戦略が立てられない」

と原点に立ち返り、定量的なファクトベースのデータで判断すべく2018年からMadisonの導入を決定。

すると、今まで見ていたものよりも新しい次元で、カテゴリーやエリアでの動きが見えるようになり、今まで定性的な情報や経験等に頼る部分もあったローカルの考え方に、定量的な分析結果が加わる事によって、強い説明力を持ったエリア戦略が見えてきた。
エリア特性を理解しながら、感覚的では無い、ファクトデータに基づいた実践的なエリア配分を行っている、という。



3. 提言


結びとして、広告主のテレビCM担当者に提言が行われた。まず、

「東京の視点で全国を考えない」

マーケットやメディアの環境が東京は異質であり、東京で生活している感覚だけで全国のCM出稿などの戦略を練ることに警鐘を鳴らした。ローカルエリアの特性を個別に読み解くことが非常に大切である。次に、


「ファクトデータにこだわる」

ローカル情報は未整備な部分が多く感覚的な議論が起こりやすいため、ファクトデータに基づき科学的に戦略を練ることの重要性を説いた。さらに、


「データ投資に躊躇したらトライアル利用を狙う」

ローカルテレビの方がポテンシャルが高い一方で、データの整備の遅れが足を引っ張っており、今後の維持発展の為に早急にエリアデータの整備が必要と、広告主の立場から訴えた。




本セッションでは第1弾としてコカ·コーラの取り組みが紹介されました。

第2弾として11月12日(火) 宣伝会議サミット2019 にて、ダイキン工業株式会社のMadison活用事例のご紹介を予定しています。


次のセミナー予定

宣伝会議サミット2019

『データ・ドリブンで広告宣伝業務を改革するダイキンの取組み』


  • 日時:11月12日(火)16:20~17:00
  • 場所:ANAインターコンチネンタルホテル東京
  • 講師:ダイキン工業株式会社総務部 広告宣伝グループ長 部長 片山 義丈 氏
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Madison

Madisonは、今までは不可能だった全国エリア別のテレビCM効果測定を、日本で初めて可能にしたクラウド型のWebサービスです。
日本全国のテレビCMの状況を、エリア別に集計・分析ができるので、今までは分からなかった競合ブランドのキャンペーン時の各エリアへの予算配分や、自社のエリア毎の日々の実績などがタイムリーに手に取るようにわかります。 翌日にテレビCMの実績がわかるので、デジタルマーケティングのデータ等との連携が可能になり、科学的な効果検証に基づいてデータドリブンなPDCAサイクルを実現することができ、マーケティング活動にイノベーションをもたらします。
各企業のマーケティング活動とその顧客データは精緻かつ多面的になり、あらゆるデータが手元に集まるこの時代において、企業が様々なメディアや施策を統合してマーケティング最適化を目指す上でMadisonは、全てのでータをつなぐミッシングピースであり、切り札となります。

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PTP

2000年5月、PTPはテレビの全録時代に向けた情報サービスインフラ構築を目的として設立しました。
日本で初めてテレビを検索できる全録型ハードディスクレコーダーSPIDERを2007年に法人用「SPIDERPRO」として販売開始。企業の広報部、宣伝部だけでなく、中央官庁、地方自治体、放送局、広告代理店など幅広い業界でデファクトとなっています。
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本件に関するお問い合わせ先
株式会社 PTP PR・マーケティング担当: 武本、名取
Tel:03-5465-1626
E-mail:pr@ptp.co.jp


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